ヘルペスウイルスに感染した時に効果的な薬としてバルトレックスが挙げられます。バルトレックスは副作用の発症が少ない薬ですが全く症状が現れないわけではありません。もしこれからバルトレックスを使用する方がいましたら、バルトレックスの副作用を確認してから使用を決めましょう。意外な注意点が見つかるかもしれません。

バルトレックスは副作用が少ない抗ウイルス薬

ウイルスに感染してしまった際に、ただ安静に休んでるだけでは体調が良くならずに、ウイルスが増殖してしまう可能性もあります。
少しでも健康状態を改善していくためにも、世界中で活用されているバルトレックスのような抗ウイルス薬を服用して、症状の進行を抑えてください。
バルトレックスは国内では2000年の10月から販売が開始されており、効果の高さと副作用が少ない点が評価されている医薬品です。

水痘や帯状疱疹だけでなく、性器や口唇ヘルペスの治療の際にも活用される事もあり、特に適応症が多い抗ウイルス薬として評価されています。
帯状疱疹などの病気は特に早い段階で対処しなければ、皮膚に強い痛みが残り続けてしまったり、病気が再発する確率を高めてしまう場合もあるので注意が必要です。

ウイルスの増殖を防ぐために、DNAの複製を防ぐ役割を持っているのがバルトレックスで、帯状疱疹による皮膚の痛みなども進行を遅らせる事ができます。
再発を繰り返すタイプのウイルス性の病気の場合は、定期的にバルトレックスを服用する事によって、発症を予防する事も可能です。
病状によって服用する間隔も違ってくるので、まずは医師と相談をしながら服用するタイミングを決めるようにしてください。
ウイルス性の病気は完治をする事が難しく、一年単位で再発してしまう病気もありますから、油断をせずに治療を続けていく必要があります。

バラシクロビルが一般名なので、医師と相談をする際にはバルトレックスではなく、バラシクロビルという名前で服用を勧められる事も多いです。
下痢や吐き気などの胃腸症状だけでなく、めまいや眠気の酷さなども副作用の一つとして挙げられており、服用時には体調の変化に注意する必要があります。
意識障害が起きるほどの眠気を感じる際には、すぐに服用を中止してください。
急性腎不全やアナフィラキシーショックのような副作用が起きた際には、服用を中止するだけでなく医師の診察を受ける事が重要です。

ヘルペス治療に効果があるバルトレックス

ヘルペス治療は、バルトレックスを第一選択薬として処方する医療機関が多く、性器ヘルペスの再発抑制治療にも処方されている医薬品です。
バルトレックスは、DNAポリメラーゼ阻害効果を持つバラシクロビルを主成分とする抗生物質であり、成人だけで無く子供の水疱瘡治療にも処方される事があります。

バルトレックスは服用後、小腸で吸収されると共に肝臓でアミノ酸のバリンとアシクロビルに薬剤代謝されます。
感染細胞に取り込まれた後にヘルペスウイルス由来と感染細胞由来のリン酸化酵素によってアシクロビル3リン酸に活性代謝される事で医薬効果を発揮します。
リン酸化されたアシクロビル3リン酸は、ヘルペスウイルスのDNA基質のデオキシグアノシン3リン酸と酷似している事から間違ってDNAに取り込まれ酵素DNAポリメラーゼの働きを阻害します。
誤ってDNAに取り込まれたアシクロビル33リン酸は正常なDNAの複製を阻害すると共にヘルペスウイルスの増殖を抑制します。

バルトレックスは、感染細胞内でヘルペスウイルス由来のチミジンキナーゼと細胞内キナーゼでリン酸化される事で活性代謝されるので健康な細胞に対する医薬効果は非常に少なく安全性の高い抗生物質とされています。
しかし、体調や体質によって下痢や吐き気などの胃腸症状に加え、めまいや眠気などの神経系の副作用を発症する事があります。
主成分のアシクロビルは、体内で溶解度を超えると再結晶する特性がある事から服用中は極力水の摂取を心掛ける必要があります。
バルトレックスの副作用の中で発症リスクの最も高い下痢症状により脱水症状を引き起こすと、腎臓内の細尿管と呼ばれる非常に細い管を閉鎖してしまうリスクが高く、閉塞性尿路疾患を発症し重篤な腎機能障害を誘引するリスクがあります。